オタール・イオセリアーニ映画祭〜ジョージア(グルジア)、そしてパリ〜

近頃、有名な駐日ジョージア大使Twitterからスクリーンショット

オタール・イオセリアーニ映画祭
人生の達人、イオセリアーニの素敵な世界へようこそ。

ジョージア(旧ソビエト連邦グルジア共和国)に生まれ
ソビエト時代、映画制作を行うも上映禁止など制限を当局から受け、故郷グルジア(現ジョージア)を後に
新天地Franceパリに, カンヌ、ベネチア、ベルリン国際映画祭など世界各国の映画祭で数々の賞を受賞し、揺るぎない評価を得ているオタール・イオセリアーニ。
反骨精神をスパイスにセンスの良いユーモアでノンシャランと笑い飛ばすイオセリアーニの素敵な世界へ。


2/25日(土)〜3/31日(金)
全16プログラム・入替制
チラシの表を参照
今池の名古屋シネマテークにて上映
http://cineaste.jp

オタール・イオセリアーニ映画祭公式ページ
https://www.bitters.co.jp/iosseliani2023/#

私は『唯一、ゲオルギア』観てきました。
現在のウクライナ戦争にも通ずる、
ジョージア(グルジア)における大国に翻弄された歴史、
その裏返しであるジョージア人民族意識の覚錯、
第3部では
ゴルバチョフ政権期の1985年〜1990年ソ連外相でグルジア内戦後の1995年〜2003年まで大統領を務めたシュワルナゼ(シェヴァルドナゼ)氏。
ソ連外相辞任時「独裁が近づいている」と伝ったことは有名だが、
他にもゴルバチョフに対する批判、
(これは知らなかった。まるでランズベルギスのようではないか!
(感激した。)
今にしてようやく彼らの立場が理解できた気がする。)
ソ連ロシア秘密警察の思惑に沿って誕生した独立グルジア初代大統領ガムサフルディア、
民族主義と強権政治に反発した人々、
そして内戦へ、
ガムサフルディアのロシア連邦チェチェン共和国への亡命、
92年3月、立て直すためにシュワルナゼがグルジア国家評議会議長(当時のグルジアトップ)に擁立される。
1994年の作品ドキュメンタリー映画です。
ゲオルギア(ジョージア)。